鍛鉄(ロートアイアン)って何?
鍛鉄(タンテツ)とは英語でロートアイアンと呼ばれる金工技法の一つです。
古くからヨーロッパなどで建造物に使われてきました。
似ているものに鋳造がありますが、
鋳造は型に溶かした金属を流し込み形にするため量産に向いています。
一方鍛鉄は、熱した鋼材をアンビルとハンマーを使い、叩いて形を作るため
同じものは一つとしてなく、オリジナルデザインに向いています。
鍛鉄(ロートアイアン)の技法
鍛鉄工芸(ロートアイアン)は、
打ち目を付ける、束ねる、巻く、ねじる、潰す、のばす、穴を裂く等、
様々な技法があり、鉄ならではの重厚感ある表情を引き出すことができます。
※パーツ売りはしておりませんので、ご了承お願い申し上げます。
鍛鉄(ロートアイアン)の仕上げ加工
鍛鉄atelier K-plusでは、
室内のものは、磨いた後に黒艶消し塗装、古美仕上げ(金or銀)をします。
屋外のものは、錆びないように溶融亜鉛メッキをかけた後、焼付塗装(黒艶消し色)、古美仕上げ(金or銀)をします。
※打ち目のないシンプルなものはご希望が無ければ黒艶消し塗装か、白半艶塗装のどちらかとなります。
【黒✙銀古美塗装】
黒艶消し塗装後、打ち目や鍛鉄の味わいを強調するため、
銀色をうっすら乗せ、自然なアイアンの風合いとした仕上げです。
【黒✙金古美塗装】
黒艶消し塗装後、打ち目や鍛鉄の味わいを強調するため、
金色をうっすら乗せ、自然なアイアンの風合いとした仕上げです。
【その他仕上げ例】
黒艶消し塗装後、場所によって金古美と銀古美を使い分けたり、花や文字だけ銀色をべた塗りするなど、状況に合わせた仕上げも可能です。
※カラフルな塗装は行っておりませんので、ご了承ください。
【屋外設置の仕上げ】
屋外のものは、錆びないように溶融亜鉛メッキをかけた後、
バリ取りし、焼付塗装(黒艶消し塗装)、古美仕上げ(金or銀)をします。
※溶融亜鉛メッキは株式会社湘南ガルバーにて行ってもらっています。
溶融亜鉛メッキの詳細はこちらのサイトをご覧ください。
※塗装は、株式会社東名通商にて行ってもらっています。